小林愛実 ピアノ･リサイタル

｢ピアノの詩人｣と称された、ロマン派を代表する大作曲家フレデリック･ショパン。
その名を冠した｢ショパン国際ピアノコンクール｣は、ショパンの故郷、ポーランドの首都ワルシャワで5年に1度開催され、100年近い歴史と世界的権威を誇る同コンクールの優勝･入賞者からは、これまで数多くの名ピアニストが誕生しています。
ピアニスト小林愛実は、この超難関とされるコンクールに果敢に挑戦、2015年にはファイナルに進出、そして2021年、第18回大会に於いて、見事第4位の入賞を果たしました。
コンクール後初となる待望の京都でのリサイタル、前半は、晩年のシューベルトが遺したピアノ音楽の集大成とも言える｢即興曲｣4曲。後半は、小品ながらもモーツァルトのエッセンスが光る佳作｢幻想曲｣（ニ短調）で始まり、あまりにも有名な第7曲｢トロイメライ｣を含むシューマンの傑作｢子供の情景｣13曲、最後は第18回大会2次予選でも演奏し絶賛を博したショパンの名作｢アンダンテ･スピアナートと華麗なる大ポロネーズ｣で締めくくります。
世界の人々の心を響かせた、小林愛実のピアニズムを存分にお楽しみください。

※当公演は体調不良のため開催延期致しました2023年10月6日の振替公演です。2023年10月6日のチケットをお持ちのお客様はそのまま2024年3月19日の振替公演に有効です。

[出演]
小林愛実（Pf）

[PRGRAM]
シューベルト：即興曲集 D935 op.142

モーツァルト：幻想曲 ニ短調 K.397
シューマン：子供の情景 op.15
ショパン：アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 op.22

※出演者の都合により、当初発表の曲目･曲順より一部変更となりました。予めご了承ください。